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度付きサングラス”7つのポイント”

本日もハヤシメガネBLOG(2)をご覧頂きまして誠にありがとうございます。主任の井上(認定眼鏡士)です!
温暖化のためか年々夏が暑く、陽射しが強くなっている気がします。
陽射しのストレス、疲労、紫外線から眼を守るためにサングラスは必需品と言えるでしょう。
また、夏だけでなく、秋冬は太陽の高度が下がるために、陽射しが直接目線に入りやすくなります。
まさに、サングラスは季節を問わず使用するアイテムとなっています!
目(視力)の良い方は市販品のきちんと紫外線カットされたレンズを使用したサングラスを使用されると良いのですが、目(視力)の悪い、普段メガネを使用している人でコンタクトレンズを使用していない人は度付きサングラスにしなければなりません。

当店では通常のサングラスはもちろん、スポーツサングラスも度付きレンズ加工を承っております!(コレ度付きです!インナータイプじゃありません!>詳しくはコチラ

ただし、通常のメガネと違って、サングラス(特にスポーツサングラス)を度付きレンズにするには、様々な条件・制約があります。長くなりますが(汗)ご説明致します!

 

通常のメガネと違って、サングラス(特にスポーツサングラス)を度付きレンズにするには、様々な条件・制約があり、いろいろ考えたり、知らべたりしなくてはならず、レンズを選定するのにも時間がかかります。
また、お値段的にも通常のメガネより高くなってしまうことが多いです・・・。
それでも、通常のメガネでは得られない、サングラスならではの快適さ、機能で喜ばれております!

 

ポイント”フレームカーブ”

この写真は下から通常のメガネフレーム、一般的なサングラス、スポーツサングラスです。
通常メガネフレームは真っ平らではなく、少し顔に沿うようなカーブがついています。
そしてサングラスになると陽射しを防ぐために、顔との隙間を狭くし、顔を覆うようにカーブが強くなり、スポーツサングラスはさらに風や異物から目を保護する目的から、また広い視野を確保するために強いカーブになっているものがあります。
カーブが強すぎるとフレームやレンズが頬に当ったりします。(頬が先に当たって、鼻当てが鼻に当たらず浮くなんてことも)カーブが弱いとサングラスと顔の隙間から陽射しが入りやすくなります。


ポイント”レンズカーブ”
度付きレンズはレンズのメーカー、設計、度数によりレンズの表面・裏面カーブ形状が変化します。
通常のメガネであれば調整の範囲で問題無いことが多いですが、フレームの形状とレンズのカーブが著しく合わない場合は、収まりが悪かったり、見栄えが悪かったり、最悪レンズが入れられないこともあります。

一般的に近視度数が強くなるとレンズ周辺部の厚みが増し、そしてレンズカーブは緩く(平ら)になっていきます。
強度数の通常のメガネ用レンズだとレンズカーブがほとんど平らになることも珍しくなく、そのままフレームに入れると、レンズの鼻側、耳側がフレームより表にはみ出します。
その場合出来る限りフレームを調整して平らにし、レンズの形状に合わせます。
メガネの場合は元々カーブが緩いのでフレームを平らに調整してもイメージが変わりにくいですが、カーブのきついサングラスを平らにするとデザイン・イメージが狂ってしまいます。(テンプルの角度も大きく変わるのでかけ具合にも影響が出ます。)

カーブのついたサングラスのイメージを崩さないようにするにはレンズもカーブしていなくてはなりませんが、現在主流のメガネレンズは歪みの少ない外面非球面設計でレンズカーブが平らなものが多いです。
球面設計であれば少しカーブがつきますが、見え方の歪みが少し強くなります。
また、一般的な球面設計レンズでは本格的にカーブの強いサングラスにはまだカーブが足りません。
カーブの強いサングラスには
”ハイカーブレンズ”を選択しなければなりません。

上:ハイカーブレンズ 下:一般的な外面非球面レンズ

しかし、大事なのはカーブだけではなりません!

きちんと見える事、
ポイント”度数”です!
カーブしたフレームに入れたレンズと目は斜めに位置する(反角が大きい)ので、”プリズム”が発生し、不要な乱視が入った状態になり、歪みが強くなったり、距離感が狂う等、違和感が生じます。
しかし、そのような違和感を度数やプリズムで補正できるレンズがあります!
単に形状がカーブがしているだけでなく、度数を補正できるレンズであることが大事です!
世の中には補正の無い度付きカーブレンズもありますのでご注意下さい。
サングラス・スポーツサングラスを度付きにして違和感があってかけられなかったという人は、補正の無いレンズを使用されている方がほとんどです。
またこのようなハイカーブ度付レンズを取り扱っていないメガネ店では「ハイカーブ度付きサングラスはできない。」、「違和感が強いからやめた方が良い。」と勧められます。そうしてお客様は諦めたり、誤った知識を得たりします。残念なことです。

ちなみに、レンズが1枚のシールドタイプのスポーツサングラスで、レンズの内側に度付レンズ用の”インナーフレーム”を取り付けるタイプがありますが、このインナーフレームがカーブしたり、フレームに沿って角度(反角)が付いている場合があります。そうなると通常のメガネ用レンズでは違和感が発生します。きちんとハイカーブ用のレンズを入れる必要があります。

また、残念ながら、ハイカーブレンズは通常のメガネよりも対応できるレンズの度数製作範囲が狭いです。
カーブの度合い、レンズメーカー、種類にもよりますが、最大S-9.00Dまでとなります。

またレンズは同じ度数、同じ素材(屈折率)でもカーブが強くなるほど厚くなるので要注意です。

ちなみにカーブが強いサングラスだけでなく、メガネも最近はデザインの多様化でフレームカーブを調整しにくい・できないものあったり、また、よりデザイン的にこだわる方は調整ができたとしても、元のデザインを崩さないためにフレームに合わせたレンズカーブを指定をするという方も増えてきています。

こちらは度付レンズを入れていないノーマル状態”本来持つシルエット”です。

こちら↑が度付レンズ(約S-5.00D)を入れたものです。

並べて比べてみると上がノーマル、下が度付。レンズが平らなのでフレームも少し平らに微調整しています。
正直、以前はあまり気にしていませんでしたが、メガネでもレンズカーブを合わせるとカッコイイです!
また、最近では視野が広いことをコンセプトにした、”ハイカーブのメガネ”も登場しています。

 

ポイント”レンズカラー”

レンズカラーは「色味」と「濃さ」の要素がありますが、「見た目(ファッション)」と「性質」を考えなければなりません。まず、一番無難なのは元のサングラスに入っているレンズカラーにすることです。メーカー・ブランドがそれが一番良いと考えて製造販売しているものですから。また実際の出来上がりが分かる、かけて確認出来るので安心です。

※室内で鏡を見て決めるだけでなく、実際に使うシチュエーションに近い天候・明るさで見え方をご確認下さい。

ただし、レンズカラーは各レンズメーカーで共通で用意している”アリアーテ”というカラーがありますが、サングラスメーカーは自分たちが良いと思ったオリジナルのレンズカラーであることがほとんどで、既製品のサングラスのレンズカラーと限りなく色味を近づけるには、元のカラーレンズをレンズメーカーにに送り、それと同じようにオーダーメイドで染色してもらう”見本染色”をしなければならないことが多いです。通常レンズのカラー染色は2枚2,000円+税ですが、見本染色は2枚3,000円+税となります。

もちろん元のレンズカラーがご希望に合わない場合は、ご自分のお好みで決めて頂いてOKですし、ご要望があればアドバイス致します。

ただし、実際のフレームに選んだカラーレンズが入った実物を見ることができない、掛けて確認することができないので、実際に仕上がってみると、思ったのとイメージが違う・・・ということがあるかも知れませんので注意が必要です。

ちなみに色味にはそれぞれの「性質」があります。

【黒・グレー系】:目に見える可視光線(7色)が比較的均等に減るので色のバランスが変わらず、太陽が陰って曇りになったような違和感の無い自然な見え方。

【茶・ピンク・ワイン系】:青色・ブルーライトを効率的にカットすることで眩しさを減らしつつ暗くなりにくい、モノの輪郭がクッキリする(コントラストアップ)効果がありますが、見え方の色の変化がある、また暖色系なので夏は暑く感じるという方も。

【オレンジ・黄色系】:茶・ピンク・ワイン系の性質をもっと極端にしたもので、曇りの日や夜にモノをクッキリ見たいという方にオススメ。晴天・昼間の眩しさを防ぐ効果はありません。夜は対向車の青白いライトの眩しさが抑えられることから”ナイトサングラス”とも呼ばれます。

【青・紫系】:明度の高い黄・オレンジ・赤系のカラーを抑え、また青みがかった視界となることで眩しさを抑えやすいカラー。

【緑系】:茶とグレーの間のような、コントラストアップ効果がありつつ、色による違和感も少なめのカラー。

※実際にサンプルカラーを通して見て、体感・確認下さい。

 

ポイント”濃度(濃さ)”

近年しきりにテレビ等で、レンズカラーの濃いサングラスは瞳孔が大きく開き、紫外線が入りやすくなるので薄いレンズカラーが良いと言っているのを見聞きします。

まず、何のためにサングラスを着用するのかをきちんと考えなければなりません。

1「紫外線を防ぐ」

2「眩しさを抑えて目を楽にする」

3「レンズカラー等の効果でよりよい視界を得る」

4「ファッション」

ちゃんとしたサングラスは紫外線を99〜100%カットします。

しかし、サングラスと顔の間に隙間があれば、少しは紫外線が入ってきます。

その”少し”入ってくる紫外線が瞳孔が大きめに開いていることで”少し”多めに入ってくるということです。

サングラス・メガネを着用していない状態から比べれば圧倒的に紫外線を防いでいます。

確かに、”紫外線の事だけ”を考えるのであれば、より瞳孔が開きにくい、薄めのレンズカラーにされるのが良いでしょう。

(徹底的に紫外線をカットするならサングラスと顔の隙間を無くしたゴーグルタイプがさらにお勧めです。)

よく眩しさと紫外線を一緒と勘違いしている人がいます。

紫外線は目に見えませんから、眩しくもなんともありません。

眩しいのは目に見えている光(可視光線)です。

眩しさを抑え、目を楽にし、クッキリした視界を得るためにはカラー(色)で光(可視光線)を減らすしかありません。

そしてカラーが濃ければ濃いほど光を減らすことができます。しかし濃すぎれば光量が不足し見えにくくなりますが、晴天であれば一般的なサングラスで見えにくくなることはまずありません。しかし、感じ方には個人差があります。ドライブ中のトンネル等、暗いのが苦手な方はやや薄めの明るいカラーにした方が良いでしょう。
特殊なサングラスレンズとして、ほぼ無色透明からサングラスに変化する”調光レンズ”、乱反射光をカットしよりクリアな視界を実現する”偏光レンズ”、両方の特徴を合せた”偏光調光レンズ”などもあります。

数値上濃度が同じでも、色によって明るさは異なります。(視感透過率)数値だけで判断せず、いろんなシチュエーションを想定して、サンプルレンズで体感・確認して下さい。

 

ポイント”レンズコーティング”
一般的にサングラスは光を軽減する目的やファッション性の為、レンズ面がピカッと光っている(反射している)ものが多いです。
通常のメガネ用レンズはよりクリアにスッキリ見えるよう、ピカッと光らない、反射防止コーティングが施されています。
このようなレンズに濃いカラーをつけても、ピカッと光らず、透けて目元も見えやすくなります。
ピカッと光る(反射防止コーティング無し)と透けにくく、目元が見えにくくなり、クール感が増しますが、反面、他人からはどこを見ているか分からなかったり、威圧感が増します。
反射防止コーティングがされているとサングラスらしさは減りますが、目元が見えるので威圧感が減ります。

向かって左:反射防止コーティング 向かって右:反射防止コーティング無し(※ベースは同じカラー)
どちらが良いかは使われる方次第ですが、反射防止コーティング無しの方がレンズの種類が少く、金額的にもやや高めです。
ちなみに既製のサングラスはレンズの表面も裏面(内面)も反射するものが多いですが、裏面が反射すると背後から差し込んできた光がレンズ裏面で反射して目に入って眩しい場合があります。
よって高性能なサングラスレンズは表面は反射防止コーティング無しで裏面は反射防止コーティングにしています。

表面反射防止コーティング無し

裏面反射防止コーティング

 

ポイント”納期”

カラーレンズは特注レンズです。最低約1週間、特殊なレンズだと1ヶ月ほどかかる場合があります。使用したい日が決まっている場合は早めにご相談・ご検討下さい。


以上、整理しますと、度付きサングラスの場合考えなければならない要素として、
1.フレームカーブと反角
2.レンズのカーブ
3.レンズの度数・プリズム補正・厚み
4.レンズカラー
5.カラー濃度

6.レンズコーティング
7.納期

が上げられます。
そして、これらの要素は全て思い通りに行かない場合があります。あちらを立てればこちらが立たず的なこともあります。
いろいろこだわる場合は通常のメガネよりも金額的には高額になる場合が多いです。


【度付きサングラス加工例】

”TOMFORD” Mason(TF445-F)/col.50B × ニコンライトSP-B5(5カーブ)
デザイナーの考えたデザインを崩さないために、フレームカーブに合わせたカーブとカーブレンズ独特の違和感を軽減する度数補正を施したレンズを採用。
レンズカラーも元となるべく同じにするためにオリジナルのサングラスレンズをレンズ工場に送り、それに合わせて調合した染色(見本染色)。そしてレンズ表面は反射あり、レンズ内面は反射防止コート採用。

 

”999.9feelsun” F-30NP / col.7333 × フォーナインズ・フィールサンオリジナル度付レンズ(5カーブ)
専用レンズなのでいろいろ悩まなくても元々フレーム設計に合わせたレンズカーブと度数補正、純正カラー(内面反射防止コート)となっています。

 

”JAPONISM” JS-014 / col.02 × Kodak偏光レンズ(6カーブ)
乱反射光・ギラツキをカット。釣り、ドライブ、スキー、ゴルフに最適。もちろん度数補正付き。

 

”OAKLEY” HALFJACKET2.0 × オークリー純正度付レンズ”OTD(オークリー・トゥルー・デジタル)””調光レンズ”(8カーブ)
紫外線にあたるとカラーが濃くなるレンズ。屋外では眩しさを抑え、紫外線の無い室内では通常のメガネのように使えます。

 

”999.9feelsun” F-01NPI / col.91 × ”ICRX POLAR NXTV”(6カーブ)
乱反射光・ギラツキをカットする”偏光機能”と、紫外線を浴びるとカラーが濃くなる”調光機能”の両方を兼ね備えたサングラスレンズです!(度数補正付)

 

”OAKLEY” RADAR(PATH)/09-721J × ”ICRX NXT(ダイレクトマウント)”(8カーブ)
1枚レンズタイプですが、純正のくり抜きタイプでもインナーフレームタイプでもなく度付可能!(度数補正付)

このようにメガネ、サングラスのレンズは昔はできなかったカーブ指定や度数の補正ができるようになっており、それ伴いいろいろな要素が絡みますので、カーブレンズをお考えの場合はじっくりと時間をかけてご説明致します!

 

 

 

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